会社案内

ご挨拶

当社は私で四代目の工務店です。先代より大川市で大工工務店としてお世話になっております。ありがたいことに、今でも先代からのお客様の、住まいのお手伝いをさせていただいております。 家づくりは本当に、建てた後のお付き合いが大切だと実感しています。

私は家とは、家族が集うコミュニケーションの場、家族が笑顔で暮らさなければ意味がないと思っています。 家族が安心して暮らせる家、それこそが私たちの家づくりの原点です。

お客様の中に「子供に故郷を造ってやりたい」と言われ当社で家を建てていただいた方がおられます。お子さんが、学校が終わって安心して帰れる家。また、一人になりたいときには、狭くても自分の部屋(お城)があること、社会人になって地元を離れても、いつでも家族が集える家があること。子供さんが結婚され、新しい家族が出来、故郷として帰れる家があること。

それはお子さんにとってかけがえのあるものだと思います。確かにこちらのお客様宅は、25年ほどの年数がたち、お子さんが新しい家族を作られ毎年帰省されているようです。

空き家と省エネ基準

現実問題として、家は負動産という見方があります。日本では空き家が1000万戸を超え2030年には2100万戸が空き家になると言われています。また、日本の既存住宅5760万戸の95%が無断熱住宅か断熱材が入っていても寒くて暑い家です。

欧米の断熱基準の足元にも及ばない省エネ等級4以上の家で、既存住宅のたった5%です。欧米の家の中古住宅が建てた時より高く売れ、活発に取引されているのは住宅性能が担保されているからです。

日本の住宅が断熱性能が低いため部屋を小さくし、その小さい部屋で暖冷房をするような住宅では次世代に引き継ぐことが出来ないことが、わかるような気がします。(歴史的建造物は除きます)

2025年省エネ義務化となり、省エネ等級4以上の住宅しか建てられなくなります。省エネ等級5(ZEH基準)、省エネ等級6(HEAT20 G2)、省エネ等級7(HEAT20 G3)と高性能な基準がありますが、今後この基準が上がっていくのは確実です。

自分の家を建てる

26年前に建てた自宅

自宅の性能書

私は26年前マイホームを建てました。ちょうど消費税が5%に上がるときの駆け込みです。そのころの住宅事情は、一流ハウスメーカーでさえ、窓はアルミサッシで単板ガラス、断熱材は10K品の5cm厚のグラスウールがほとんどでした。それで当時の坪単価は70万以上と高額です。九州では「ペアガラスはいらない」とまで言われていました。

当時私は欧米の住宅事情を学んでいました。アメリカへ視察研修にも参加しました。そこで驚いたのは、日本の住宅との性能の差です。そのころ日本の住宅は欧米に50年遅れていると言われました。

私が家を建てる時、欧米並みの性能の家を建てるところを探したところ、現在のLIXILが北海道並みの家を日本全国に普及させようと、高気密・高断熱住宅(スーパーウォール)を開発し販売を始めたのです。私はそのスーパーウォール工法住宅の規格住宅を建てました。この住宅の性能値はQ値=2.00、C値=0.7です。現在の省エネ等級5(ZEH基準相当)クラスの家です。

この省エネ等級5の住宅は2030年義務化の予定です。私が1997年に自宅を新築してから33年後に私の家の住宅性能の基準に追い付くということは、私は33年先を見ていたという事でしょうか。

家を資産と考える

私の家は日本の既存住宅の5%以上(性能の良さで)に確実に入っています。

もし、私がこの家を売却する場合、既存住宅の95%の家より有利に売却できると思いませんか?

物価高騰の折、これから新築住宅は多くは建たないでしょう。そして既存住宅の95%(この中に空き家も含まれます)が解体などで少なくなってくると、高性能住宅の価値が上がると思いませんか。

年金2,000万問題がありますが、2,000万で売れなくても老後の足しにはなると思いませんか?賃貸住宅に入居される方などは、住居費は必ずかかってきますので、小さくても性能の良い家を建てられて、仕事ができる間に住宅ローンを完済し、老後の資産と考えられてもいいと思います。賃貸住宅は生きている間中、払い続けないといけませんから。

まとめ

何が言いたいかというと、これから住宅を建てられる方に有益な情報を得てほしいのです。 26年前、私より坪単価の高い有名ハウスメーカーの家を建てられた方、冬は寒く、夏は暑い、冬場のヒートショックの危機、を実感されてると思います。

断熱性を上げようと、国が省エネ対策として、窓リノベ補助金など出していますが、本体の壁の断熱性を良くしようと思えば、相当の金額がかかりますし、気密性能の数値=C値(隙間相当面積)の性能を上げいうと思ってもなかなかできるものではありません。(現在でも有名ハウスメーカーの中にはC値の実測をしていないところがあります。)

だからこれから住宅を建てられる方には、将来を見据えた正しい知識、将来の有利な資産となる住宅を選んでもらいたいと願っています。当社もこれから有益な情報を伝えられるよう努力してまいります。

(有)日本ビルド 代表 石橋隆義

有限会社日本ビルド

住所 〒831-0005 福岡県大川市大字向島1038
電話番号 0944-86-5712
FAX番号 0944-86-5759
営業時間 8:00~18:00
代表者 石橋 隆義
定休日 日曜日
創業 明治40(1907)年4月1日
設立 平成14年8月21日
営業品目 建築設計・施工/リフォーム・リノベーション/内装工事/省エネ住宅/建築各種修理/解体・整理・処理/外装工事/塗装工事/耐震補強工事/ZEH(ゼロエネルギーハウス)/パッシヴハウス
建設業の許可 福岡県知事許可 (般-30)第98247号
保有資格情報 一級建築士 福岡県知事登録 第1-50654号

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