小さいけど省エネで高性能な家完成
こんにちは。日本ビルドの石橋です。
今回小さな省エネで、高性能な家が完成しました.
8坪の小さい家です。
当初は45坪、築90年の住宅のリフォームのお話を頂きました。
でも、この家をリフォームするとなると新築以上にお金がかかるということと
老後の住まいということで平屋建てで、小さくてもよいということで8坪の家となりました。
究極の小ささですが、地震に強く暖かい家にして欲しいとのご希望でした。
そこでこの住宅のは
耐震等級3
省エネ等級は省エネ等級4以上、ZEH等級以上のHEAT20 G1(UA値0.49)です。
C値=0.96 1.0以下なので性能はクリアーしてますが、床断熱ということで少々数値が悪いです。
基礎断熱であればもっと良い数値が出たと思います。
性能証明書
そこでこの家の省エネ度合いを見てみます。
燃費シュミレーションは
この住宅でこの冬、前日の夜室温20℃まで温めておいて、寝る前のエアコンを切った場合
次の朝、外気が0度であっても家の中は13℃以上を保てる断熱性能のある家です。
省エネ等級4以下の家は、同じような条件であると次の朝の家の中の温度は10℃以下でしょう。
皆さんも経験があると思いますが、気温10℃以下だと手がかじかみます。
朝、奥様方が朝食の準備で起きられるとき、家の中が10℃を切ると辛いものがあると思います。
欧米だと最低18℃を保ちなさいということですから、日本の住宅も欧米に追い付くように進化しないと
いけないですね。
一部の高価な家だけじゃなく、一般的な家でもその性能が出せるよう精進しないといけないですね。
長くなりましたがお付き合いありがとうございました。
日本ビルド 石橋